コントローラ
この前のRevolutionのコントローラ発表から1週間経って、
改めてコントローラについて考えてみる。
お小遣いが少なくて拡張コントローラが買えない頃、
拡張コントローラに対応したゲームを標準コントローラでプレイすると、
それはそれで楽しいんだけど、何だか物足りない気がした。
ようやく拡張コントローラが買える位になって、
ジョイスティックを買って格ゲーをすると、
「あのゲーセンでの操作感が家庭でもできる!」
なんて思ったもんです。
標準コントローラはゲームの世代を進めることに進化してきたけど、
ベースはFCのコントローラで、両手に持ってプレイするタイプ。
進化するごとに、コントローラのボディはフィット感を求められ、
ボタンの数はFCの5個(十字キーは1個で)からPS2の13個に増えた。ボタンが増えたおかげで2本の指で動かしていたのが、
6本の指を駆使するようになった。
しかも、アナログキーだったり振動したりもする。
コントローラにいろいろ詰め込んで、
何でもできるようになったけど、
やっぱり、拡張コントローラはそれとは別に現れた。
(ガンコン、ビーマニコン、ポプコン、釣りコン、ハンドル・・・)
コントローラを正統進化させることで、
プレイヤーに新たなサプライズを生み出すことが難しくなってきた。
それが続編の多発とかマンネリ化とか、
ゲームに対しての作り手もユーザも冒険をすることが
難しい方向に流れざるを得なくなった一因のように思う。
(冒険できるのはコアユーザぐらいか)
コントローラはユーザがゲーム世界で
(作り手かユーザ自身が設定した)目的を達成するための重要な接点の一つなんだけど、
標準とは別の拡張コントローラを買うことが、
ソフト1本を買うよりも非常に敷居を高くしてしまう。
売る側が「コントローラがこんなに重要なんですよ」というのは、
「画像がこんなに綺麗になりました」ということよりも、
ユーザに中々伝えにくい。
その重要度を示せて、かつ、自然に受け入れられるようにしたのが、
今回のRevolutionのリモコンタイプのコントローラなんだと思う
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