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2006-03-04

NDS旋風

NDSを発売当日(確か、2004年12月だったか)に買ったときは、これまでの状況になるとは想像もしなかった。最初のきっかけはNintendogs。脳を鍛える大人のDSトレーニングであらゆる世代にNDSを広め、おいでよどうぶつの森やマリオカートDSでWi-Fi・無線ネットワークが広まった。ゲームショップに置かれているニンテンドーWi-Fiステーションはユーザをゲームショップに足を運ばせる原動力にしている。タッチペンでユーザのレベルをリセットするというのは、ゲームに触ったときに感じる新鮮さを呼び覚ませてくれた。

任天堂はこうなることを考えながら、NDSというゲーム機を作っていたのだろうか。PSPもタッチペンが使えない以外はほとんどの機能を実現することができる。でも、生産が追いつかないという状況は(これまでの状況を見る限り)発売直後の期間がピークだと思う。何が違うのだろうか・・・。PSPは初期の発売予定ソフトのラインアップを見ても、「PS2で出たソフトが携帯機でも遊べる」という印象が強かったのに対して、NDSは「移植ソフトがあるものの、NDSでないとできないソフトがある」というのがあった。 そんな魅力あるソフトを任天堂自身が提供しているというのも、任天堂以外のゲームメーカーに市場の大きさをアピールでき、開発タイトルが増えていく。

これで、まだまだゲームには色々な要素を持たせることができるということを再認識できた。PS1からPS2というグラフィック至上が主立った流れに良い広がりをつけられたのは間違いない。XBox360、PS3、Revolutionなどの次世代の家庭用ゲーム機はゲームというものにどのような広がりを持たせることができるのだろう・・・。